リリー・コール監督、エミリー・ブロンテ生誕200周年記念映画『Balls』

今日はVogue Japanの記事のご紹介です



今年はエミリー・ブロンテ

1818-1848)の生誕200周年。


スーパー・モデルで女優の

リリー・コールが、

ブロンテ協会の依頼で、

クリエイティブディレクターに就任し、

短編映画『Balls』を作りました。


『嵐が丘』のヒースクリフは、

アーンショー家のお父さんが

リヴァプールで拾ってきた子、

という設定ですが、


その出自について、

いろいろな説が生れました。


実はお父さんの

隠し子じゃないかって説まで。


確かに、お父さんは、

本物の息子がいるのに、

ヒースクリフに夢中ですね。


リリー・コールも、

ヒースクリフの生い立ちに思いを馳せ、

この映画では、18世紀の孤児院を

描いてます。


題の『Balls』のボールとは、

孤児院で赤ちゃんを

受け入れるかどうかを決める時、


ボールでくじ引きしたところから

きているそうです。


この記事でも触れられていますが、

リリー・コールの起用について、

ブロンテ協会内で、

もめ事が起きました。


私は、就任に反対して

協会を退会した人の言い分を、

少しネットで読みましたが、


そこだけ読んでも、

積極的に反対する理由が、

よくわからなかったです。


無理やり想像するに、


自分がイギリスにいて、

作家で、貴重な文化の

正統な継承者だって自負してて、


まわりの人もみんな

『嵐が丘』よく知ってるよ、

って世界に生きてたら、


ファッション系セレブの起用が、

ちぐはぐな「客寄せ」に

思えたかも。


でも、『嵐が丘』のことを

聞いたこともない人の方が

多いところで、


ほそぼそブロンテの研究を

している自分からすると、


イギリスほど『嵐が丘』が

有名じゃない国の、

それも文学じゃなくて

ファッションのメディアに、


ブロンテ協会の催しの情報が、

こうやってちゃんと届く、

しかも日本語で読めるって

すごいことで、


それもリリー・コールが

モデルとしてVogueの表紙を

飾ってきたからだな、

と思えます。



Balls』は、エミリーの誕生日の

730日から123日まで、

ブロンテ博物館の入館者は

無料で見られるそうです。


ブロンテ博物館のHPの情報↓





こちらはリリー・コールのHP

トップに『Balls』の案内が↓




ちなみにHPの「WORDS」に行くと、

画像がいくつも並んでて、

選んでクリックすると、

彼女の記事や発言禄に

飛べるようになってるんですけど、


その中に、ホガース作「ジン横丁」↓が

でーんとあって、びっくり。




さらにそこにマウスを合わせると

What Would Emily Think?

という題が出て、二度びっくり。


内容は『Balls』に関するものでした↓



映画を見た方は、

感想をお聞かせくださいね。


by 川崎


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by eikokushosetsu | 2018-08-13 21:19 | 映画と文学