きくち ちき 作『ねこのそら』(2015年)と『こうまくん』(2016年)

今日は、きくちちきさんの絵本を、

二冊、ご紹介します。



実際見ていただくのが一番ですので、

私の受けた印象を中心に書きます。


1冊目は、『ねこのそら』。


小さいねこと、

大きな木の話。



木の葉の色が変わっても、

木の幹は、ずっと同じ黒い色。



絵本にしては珍しい、

黒が目立つ本です。


読み進めるにつれ、

いつも変わらぬ幹の色は、

宇宙の色に、見えてきます。


それから、

生の最初の話であると同時に、

最後の話にも、思えてきます。


最後に、ある色が出てくると、

鳥肌が立ちました。



きくち ちき 『ねこのそら』講談社、2015年↓




2冊目は、『こうまくん』です。


こちらは、明るい色が、

ページいっぱいに広がる、

楽しい絵本。


こうまくんが、走るお話です。



こうまくんにとって、

走ることは、


できることであり、

しなくてはならないことであり、

やりたいことなんですね。


この本も、

最後に、ある色が出てくると、

本当にうれしくなります。



パワースポットみたいな絵本です。


きくち ちき『こうまくん』講談社、2016年↓




by 川崎


[PR]

by eikokushosetsu | 2017-12-03 19:02 | 小説と芸術